子供が保育園から「アンパンマンとポットちゃん」という絵本を借りてきた。アンパンマンジャムおじさん、チーズそしてポットちゃんが遠足に行く。しかしバイキンマンがお弁当を盗んでしまう。「ひひひ、うまくいった」とひとりごちたバイキンマンは驚愕の発言をする。「おれ かっぷらーめんだあいすき。おいこらポットちゃん。おゆをつげ!」なんとバイキンマンが盗んできたお弁当には、カップラーメンが含まれていたのだ。ページを戻して確認すると、シートの上には弁当箱、りんごと共にカップラーメンらしき物が乗っている。弁当を盗むぐらいだからバイキンマンカップラーメンを準備していたとは考え難い。
そして最終的にはアンパンマンバイキンマンを追い払い、お弁当を取り戻してみんなで食べるのだが、そのシーンにも愕然とさせられる。そこにはカップラーメンらしきものにポットちゃんがお湯を入れているところが描かれており、「ポットちゃんのおゆだと とくべつおいしくなるね。ああおいしい!」というセリフがある。
ジャムおじさんは遠足にカップラーメンを持っていくような人だったのだろうか。昔ながらの素朴なパンを作っているようなイメージだったのだが、化学調味料とか、合成保存料とかそういうのを気にしない人だったのだろうか。なんかイメージと違うなあ。まあ、包装もされていないパンが外を飛び回り、お腹の空いた子供にその一部を食べさせても子供はお腹を壊さないんだから、やっぱり保存料とかバンバン入っているんだろうか。