kikuta2006-05-24


3月に買った本を、4月から毎日数分だけ読んで、ようやく5月半ばに読み終えた。一気に読めば1時間半ぐらいで終わるのに、あえてそんな読み方をしたのは朝読書の時間だから。漠然と感じていたウェブを利用することの快適さと、それのもたらす破壊的な意味をまさに言い当てた本。そうか、自分がやろうとしていたのはこういうことなんだ、と気がつく。でもあの状況が特殊だったんだ、と周囲を見回すとわかる。
変えられないものは変えられない。それを受け入れる勇気が必要だ。変えられるものは変えていけばいい。そこでは変えていくチカラが必要になる。そして本当に求められるのは、その二つを見分ける賢さだ。
だが、そのまた先に自分が持ちたいと心底願うのは、変えられないものを変えてしまう底力だ。