kikuta2006-01-18


「『死』を子どもに教える」(宇都宮直子 中公新書) 死の教育を紹介する書。内容については『高校生と学ぶ死「死の授業」の一年間』(熊田亘 清水書院)より深いものはない。著者が見聞きしたことは書いてあるが、具体的・有用な提言とはなっていない。学校教育と教員の捉え方が極めて一面的なのが残念。こういうことをやろうと思う時点で違うと思うのだが。