発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子」(磯部潮著 光文社新書)を読む。脳の機能障害と言われると、それは医療の領域だと感じる。投薬も有効なわけで、それはそうなのだが、カウンセリングで安定したりするともいう。他者との親密な関係、肯定的働きかけは有効なのだ。一時、唯脳論などすべて脳の働きで説明する向きがあったが決してそういうものではない、ということ。病気だと診断されて救われることもある。境界のない、果てしなく広がる世界。