昨日某スーパーに行くとレシート金額で福引きができるという企画が行われていた。それを見て、抽選に参加できる色つきレシートを家に置いてきたことに気が付いた。内心舌打ちをしながらいったん戻り、レシートを手にして買い物を済ませた。
ガラガラ回す福引き機に挑戦できるのは2回。「3等の商品券がまだ残っていますよ!」とおじさんが盛り上げる。2人の子どもが1回づつ回す。1回目、ポトンと出たのは赤い球。末等である。2回目、やはり赤い球。それほど期待もしないのだが、それでも少々肩を落として帰ろうとすると、子どもたちは「バンザーイ」と叫んで大喜びしている。景品の350CCのペットボトルのお茶を貰ったのだ。
それを見て1等でも末等でも何でも良くなった。子どもが喜んでいる。それで充分だ。そう思うと、先ほどイライラしながらレシートを取りにいった行き帰りが、素敵な道路に見えてきた。