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おいしい焼きそばの作り方。
水気が多くベシャっとした焼きそばはおいしくない。その根本原因は火力である。家庭用コンロでは決定的に火力が足りない。さらに、パッケージの作り方によれば、まず冷たい肉を入れ、冷たい野菜を入れ、冷たい麺を入れ、さらに水を入れる、という徹底的にフライパンの温度を上げない調理法が示されている。これではおいしい焼きそばができるわけがない。というわけで、ポイントは２つ。フライパンを２つ使うこと、通常の逆の順序で火にかけること。
まず２つのフライパンを日にかけ、充分に熱する。そして片方にはあらかじめほぐしておいた麺を、もう一つには肉を入れる。麺は炒める必要はない。カタマリを裏返しながら焼くようなカタチで加熱しておく。肉は、片面が焼けたら裏替えし、その上に麺を載せ、肉を焼くと共に麺を温めておく。その一方で、麺のフライパンが空いたので、これを充分に熱し、野菜を炒める。キャベツにせよピーマンにせよ、生で食べられるものなので、それほど加熱する必要ない。炒めているうちに水分がでることがあるので、その場合は付属の粉ソースを入れて水気を抑える。あとは野菜に麺・肉を合わせるだけである。全てが温まっているのでソース味をからめるだけでよい。おいしい焼きそばの完成である。