日曜の午前中は分科会へ。「岩科起て」の実践に思わず涙が出そうになる。以前“ゆい”でK先生が紹介してくださったときにはピンとこなかった自身の不明を恥じる。S工業の実践とも合わせて考えると、憲法であれ校訓であれ、それを作った人達の願い・想いを知ることは、決して後ろ向きなことではなく、自己と他人との繋がりを感じとるということであり、その精神を受け継ぐことである。そこに歴史のもつ意味があるのだろう。だが同時にその願いと思いが巧みに利用され、ねじ曲げられることも明らかになった。そしてそれは単純な善悪論ではなく、自ずから容易に変質する危うさがあるということでもある。
さて、その間子ども達は東海大学社会教育センターの海洋科学博物館と自然史博物館に行ったらしい。水族館の方はファインディング・ニモをテーマにカクレクマノミなどの展示をしていて大喜びだったが、自然史博物館の恐竜の骨格模型などは怖くて仕方がなかったらしい。お昼に会ったら悠悟が半泣きで抱きついてきた。本当は自分が行きたかったんだけどなぁ。