昭和33年(1958)、浜松市三ヶ日町宇志大里の山中で、破片となった古代の瓦塔(がとう)が発掘され、奈良国立博物館によって五重塔に復元されました。このたび、奈良国立博物館の特別協力によって、発見以来初めて地元での公開が実現しました。瓦塔は、古代寺院の高層建築である仏塔を精巧に模したミニチュアで、文字通り瓦と同じ焼き物です。